kinectによる身体運動の抽象表現
2017年度東京大学五月祭 学科展示
人間の動きに対して粒子がゆっくりとまとわりつくように移動することで、外界との境界が不鮮明になる。
時折粒子の追従する身体部位が変化し、身体が再構成されるような感覚に陥る。
複数人いる場合には他者との粒子の入れ替わりも起こり、自己と他者の区別すらなくなる。
動きの方向と速さを線の向き・長さ・色によって表現した。
動かない部分は次第に見えなくなってゆく。
動くことでのみ自己の存在を外界に対してアピールできる。
手が動いた軌跡を一定時間三次元的に保持することができる。
動きの空間的な広がりが意外に大きいことに気がつく。
遊びとしてビームが撃てる要素を実装した。